文系専業主婦におすすめの国家資格が知りたい!
- 就職に有利になる国家資格が取りたい
- でも税理士みたいな数字系は苦手
- 独学や通信で取れる資格も知りたい
この記事では、数学苦手な文系主婦におすすめの国家資格を3つご紹介します。
今回ご紹介する国家資格は、独学や通信でも取得可能なものから、今後さらに需要が増える資格まで「本当に使える資格」に絞ってお届けします。
再就職時にあるとないとでは再就職率がかなり違うので、結婚や妊娠出産でブランクがある方に特におすすめの資格です。
・独学・通信でも取得可能な資格を探している方
・妊娠出産を機に、現在専業主婦をしている方

目次
文系主婦の資格探し!条件は?
資格を調べるにあたり、いくつか条件を絞り、私のような文系主婦でも挑戦することが可能な資格であるかどうか…というところを吟味することに。
1.国家資格であること
近年医療事務や介護事務の資格の人気が高まっている一方で、資格取得者が増えていて、なかなか就職出来ない現実がある。
また、インテリアコーディネーターや野菜ソムリエなど、趣味系資格は法的効力が無く、仕事や就職に直結しない。
2人目、3人目を産んだ後も使える資格=国家資格に的を絞り検索。
2.数字や計算系は苦手なのでできれば避けたい
完全文系主婦の私は、大の計算嫌い。
数字を見ただけで吐き気がするほど。(少し言い過ぎました)
算数レベルでつまずくほど苦手なので、税理士や会計士はパス。
3.専門学校や大学に通わずに取得できるもの
現在1歳を自宅で育児中のため、専門学校や大学に通いながら、資格を取得することはまず不可能。
そのため、可能であれば独学、もしくは通信で学べる資格に限定。
文系主婦!おすすめ国家資格その1「保育士」
文系主婦におすすめする国家資格1つ目は「保育士」
- 大学・短大・高等専門学校等を卒業
- 平成3年3月31日以前に高等学校を卒業したもの
- 高校または中等教育学校等を卒業し、児童福祉施設にて2年以上かつ2880時間の実務経験を有する者
- 児童福祉施設にて5年以上かつ7200時間の実務経験を有する者
- 筆記試験(全8科目)
- 実技試験(音楽・造形・言語から2つ選択)
- 筆記試験は毎年8月・2月の2回開催
- 実技試験は10月(筆記試験全科目合格者のみ)
参考サイト>>>全国保育士養成協議会公式サイト
試験は年に2回チャンスがあり、筆記試験はマーク式。実技はピアノ、造形(絵)、言語(お話)から2つ選択。
一般的には、専門の科目がある短大などに通い、資格を取得するイメージが強いですが、一定の条件を満たせば、専門の学校を出ていない人でも取得することができます。
筆記試験は、8科目あり、範囲がかなり広いので、勉強は大変です。
保育士試験は、筆記試験及び実技試験によって行い、実技試験は、筆記試験のすべてに合格した者について行う。
筆記試験は、次の科目について行う。
- 保育原理
- 教育原理及び社会的養護
- 児童家庭福祉
- 社会福祉
- 保育の心理学
- 子どもの保健
- 子どもの食と栄養
- 保育実習理論
引用:全国保育士養成協議会
しかし、科目ごとの合格が認められていて、合格した科目は3年間有効なので、何度か受けられるチャンスがあります。
もちろん、難しい試験ではありますが、今後も需要も多い資格なので、自宅育児中に取得しているママが多い資格です。
#保育士試験
合格!
保育士資格取れました。
大学院の試験以来に勉強したぞ。楽しかったな、勉強。 pic.twitter.com/XQxiqW4lYI
— にゃんたんたっぴし (@nyantantappishi) 2019年1月12日
文系主婦!おすすめ国家資格その2「キャリアコンサルタント」
2つ目にご紹介する、文系主婦におすすめの資格は、「国家資格キャリアコンサルタント」
キャリアコンサルタントは、簡単に言うと、就職に悩む人のアドバイザー的なお仕事。
就職先としては、ハローワークや大学の支援センターなどがあります。
キャリアコンサルタントの資格を取得するためには、まず受験資格を得なければなりません。
一番一般的なのは「厚生労働大臣が認定する講座を受講すること」
いくつか指定の講座があるので、その中から選択して受講します。
通学しなければならない時間数と、通信で受けられる時間数があり、費用は30〜40万円ほど。講座の期間は10〜12日間。
その講座を受講して、初めてキャリアコンサルタントの受験資格がもらえます。
- 厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した者(注1)
- 労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験を有する者(注2)
- 技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した者
- 上記の項目と同等以上の能力を有する者
- 学科試験(5科目、マーク式)
- 実技試験(論述試験・面接試験)
- 年4回(2月・5月・8月・11月)
- 1日目学科・実技論述、2、3日目実技面接(1日目と2、3日目は1週間程度開きます)
参考サイト>>>日本キャリア開発協会公式ホームページ
資格取得までの道のりは、金銭的なものを含め、簡単ではありません。
しかし、将来フリーや独立して働くことができる資格であり、現在政府はこのキャリアコンサルタントの養成に力を入れているので、今後需要が高まる資格です。
キャリアコンサルタント一発合格🌸しました☺️子供が居て、働いていて、時間が無いからこそ、効率よく勉強しました。実技は納得いってない所もあったので日々、自己研鑽していきます!
転職後の仕事は、学生相談や大学の式典の運営も経験出来て、楽しくなってきました😆— はづたん🌸女性活躍キャリアコンサルタント (@hazutan213) 2019年4月2日
文系主婦!おすすめ国家資格その3「登録販売者」
最後におすすめする資格はドラッグストアや薬局などで働く「登録販売者」
登録販売者は「ドラッグストアや薬局などで一般用医薬品(かぜ薬や鎮痛剤など)の販売ができる医薬品販売専門資格」です。
未経験からでも資格取得可能で、ドラッグストアや薬局など勤務先も豊富な資格です。
- 医薬品に共通する特性と基本的な知識20問
- 人体の働きと医薬品20問
- 薬事に関する法規と制度20問
- 主な医薬品とその作用40問
- 医薬品の適正使用と安全対策20問
医薬品販売の専門資格で、ドラッグストアなどでは、登録販売者がいなければ販売することができない薬も多く取り扱っています。
そのため資格を持っていれば、企業にとってなくてはならない存在になることができます。
試験は筆記試験のみで、以前は受験資格がありましたが、今は誰でも受けることができる資格です。
ただし、試験に合格しても、すぐ一人前の登録販売者になれるわけではありません。
実務経験を2年以上積むことで、登録販売者として一人前になることができます。
ドラッグストアの求人は、比較的見つけるのが簡単ですし、資格があることで給料もアップする場合が多いので、とても使える資格です。
今年も1年ありがとうございました。
登録販売者の試験の合格目指したのが初夏。合格できて、登販(研修生)としてパート就職して、たくさんの登販の方々と繋がれて、自分の新たな道がひらけていった一年でした。
来年はさらに自分のスキルアップを目指して頑張ろうと思います。
皆様良いお年を。— Aishya@登販(研修中)TRH48&大知識人 (@Ainya77) 2018年12月31日
文系主婦でも取得できそうな国家資格は「あるには…ある!」
・キャリアコンサルタント
・登録販売士
今回挙げた資格も、資格取得が簡単なものは一つもありません。
独学にしろ、通信で勉強するにしろ、勉強しなくても合格出来るようなものでもありません。
しかし、今後も需要が見込まれていて、かつ私のような文系主婦には、ほかの国家資格に比べれば、挑戦可能な資格です。(もちろん難易度は高いですよ!)
再就職時に、お仕事の選択の幅を広げるために、資格取得しましょう!
