毎日毎日どうしたら食べるのかを考えて、一生懸命作ったものを拒否される。
買ってきたレトルトに一口も手をつけずにママが寂しく処理する日々もありました。
そんな我が子も現在1歳を過ぎ、未だに「何でも食べる」というわけではありませんが、離乳食後期(9ヶ月〜1歳頃)に比べれば天と地の差です。
先輩ママ達が言っていた「いつか食べる」は本当でした。
では、なぜ急に離乳食を食べるようになったのか。
私なりの考察をまとめてみました。
目次
赤ちゃんが離乳食を食べるようになったきっかけ①エネルギーが必要になったから
離乳食を拒否することなく食べるようになった理由の一つとして…
「食べないとエネルギーが足りないことを知ったから」
おそらく、母乳やミルクだけでも足りるような運動量だったのかなと。
離乳食を一定量食べられるようになった時期を見ても…
・つかまり立ちする距離や時間が長くなった
・一人歩きできるようになった
・暖かくなり外出する機会が増えた
など、動く時間や量が格段に増えたと感じています。
育児書にも「よく運動させましょう」と書いてあり、当時の私は「いやいや、結構動いてるよ?」と思っていましたが、子供の体力は大人の想定以上だったようです。
きっとそれまでの運動量では、母乳やミルクだけで足りていて、子供にとって離乳食は「必要のないもの」だったのだと思います。
親は躍起になって、あれもこれも食べなさい!という気持ちにどうしてもなってしまうのですが、子供は子供で自分の身体のことを本能的によく分かっているのではないかなと感じました。
赤ちゃんが離乳食を食べるようになったきっかけ②警戒心がなくなってきたから
離乳食を拒否しなくなった理由2つ目は…
「好奇心が警戒心を上回ったから」
ではないかと考えます。
我が子は、離乳食初期の頃は、とりあえずママが食べさせてくれるものを口に入れるだけでした。
中期から後期にかけて、それらに対しての警戒心がMAXになっていき、安全なのは白!
それ以外の固形物や色は要警戒!!

我が子の食事の様子を見ると、まさにそんな気持ちがぴったりだったのではないかと…。
ただ。
それでも、ママやパパの食事を1年見てきて、美味しそうに食べる姿や、よく食卓に並ぶ食べ物に対して、警戒心よりも「それなぁに?」という好奇心の方が勝ってきた気がします。
現に、私が大好きでよく食べているものは、手を伸ばして来ることが多いですし、その日初めて出したおかずには、怪訝そうな顔をして見ています。
警戒心が溶けるまでに産まれてから1年かかったのかと思うと、我が子はどれだけ疑いやすい性格なのかと驚きます。
離乳食を食べさせるときに、一緒に食事をすることの大切さを、私自身も1年かけて、ようやくちゃんと、理解できたということかもしれません。
赤ちゃんが離乳食を食べるようになったきっかけは「時間」の経過も大事!
離乳食を拒否されていた時期に、よくネットで調べては「いつか食べますから」という先輩ママ達の意見に対して…
今!食べて欲しいの!!
とイライラしていたことを思い出します。
でも。
それは親のエゴだったのかもしれません。
子供は子供で、子供なりに食べない理由があって、食べなくても元気ならそれでよかったはずなのに。
大人で考えたら変な話です。
だって、自分の親から「20代女性は平均でこれだけの量の野菜を食べるんだから、食べなさい!」なんて言われて納得できるわけがありません。笑
だって、その日のお腹の減り具合もあるし、その日食べたくないものだってあります。
0歳児や1歳児といえど人間。
理想と現実は人それぞれ違うということを、子供を通して再確認しているなーと思う今日この頃。
子供が離乳食を食べなくて困っている!というママさん。
食材の味や形を変えたり、食器やスプーンを変えてみるといった小技は使うだけ使ってみるべきだとは思います。
でも…。
もしそれでも食べないのなら、それは時期が来ていないからかもしれません。
子供の体調をよく見て、問題がなければ、時間が解決してくれる問題もあるということを知っているだけで、少し気持ちが軽くなります。
先輩ママの受け売りにはなりますが…
大丈夫です!いつまでも母乳やミルクだけというわけではありません。
